癖と暮らす

【GO OUT】大好きな雑誌です。アウトドア雑誌なのですが、友人が貸してくれたこれはお部屋特集なので、我が家でニヤニヤしながら見てるんです。どうやら、というか、やはり私は男子脳らしく、載っているお部屋の癖にしびれています。

昔はシンプルなモデルルームのようなお部屋が好きだったんだけど。
年々ごちゃごちゃと癖がひどい部屋が好きになっています。
これはそんなお部屋ばかりが載ってる。

それは雑貨屋をはじめて、色々な雑貨を見て触れて、という実績もあるのでしょうが、インスピレーションをガンガンにうけたのは癖のあるお店の人と知り合えたからだろうなと思います。(悪口ではないむしろほめ言葉であります)

先日行った久留米のLUSCAFEは、はじめはシンプルなカッコイイお店だったんですが、あれから5年(笑)
店主の癖がすごいことになっています。画像がないのでお伝えできないのですが、グリーンやら玩具やら剥製やらなんやらが色々なところにディスプレイされています。私の好きが置かれている訳ではなく、あくまで店主の好きが置かれているお店ですが、すごくカッコイイ。そして不思議と落ち着くんですよ。

癖と言えば隣のウメノ商店もなんですが、店主が好きなものが店内にたくさん。おもに昭和レトロなもの。お客さんの事を完全に無視しているような偏り具合だけれど、やってきた人たちはきょろきょろとあちこちを見渡して、なんとも楽しそう(に私にはみえます)
主人の脳みその中身がダイレクトに空間に出ている。オーナーの癖が出ちゃうからチェーン店より個人店が好きなのよ。

これは好きなインテリアブランドの方が言っていた言葉なのですが、

人に見せることを前提にしていない空間。狭くても散らかってても、テイストめちゃくちゃでも自分にとっての居心地の良さが最優先(前者の店主はまさにこれ)


まさにその通り。私が思っていることを上手にまとめてあるー!
これよこれよ。視界の中に自分の好きないろんなものがあるからこそ、色々とひらめくし、癒されるし、落ち着くのだ。
キッチンは我が家でいう私の部屋みたいなものなんですが、少しずつ集めたキッチンアイテムたちをごちゃごちゃとぶら下げています。
ぼこぼこになったトレーがあったり、くたびれたリネンのキッチンクロスがあったり、飴色になった調理ベラがあったり、買ったときとは明らかに違うその風合いは、どれもこれも私の視界に入ってきては、夕方のくたびれたテンションをあげてくれます。
きっと子供が巣立った時に余る部屋が出てくるんだろうけど、その時にお部屋づくりの楽しみができるんなら子が巣立つことも寂しくないような気がする。でもまだまだ。まだまだ癖が足りない。
いつもその新メンバーを探すのが楽しみのひとつです。
少しずつ少しずつ…

いい暮らしをしていると思われたいのではない。センスがいいと思われたいのでもない。モデルルームのようなどこにでもあるようなお部屋はつまらない。好きなものに囲まれて暮らしたいと思っている。そしてお店側としては、好きなものに囲まれて暮らしてほしいなと心から思う。

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